夕空にやがて滲んでしまってもいつか交わる日もあるだろう
どこまでも歩いていけるなんてこと言うほどぼくは強くはないよ
青空は時に厳しいことも言うこのまま消えてしまいたいのに
ぼくだって星を咲かせることぐらい出来るのにもう届かないんだ
華やかなまつりを造るひとたちが缶コーヒーで溶かす指先
いくつもの出会いと別れ飲み込んで影を生み出す冬の街灯
あいまいなことばはいずれ月になる涙を流すことも出来ずに
ぼくだけを運ぶ電車がたどり着く駅に予感は咲いていますか
約束が風になるのを見届けてただ立ち尽くす冬の一日
どこまでも続くものだと思ってたひとりで歩く冬の休日
他人には言えない恋をしていても遠吠えしたい夜もあるよね
信号が青になるまでぼくたちは迷子の雪を抱いていたんだ
本当の冬はピアノが泣くようなあたたかい詩で出来ているんだ
鎮魂のうたが鳴り止むことはなく春を目指して永遠に吹く風
赤くなる訳に気づいておきながら繋がない手が並んで歩く
一瞬の輝き放つ結晶もいつか静かに泣ける日はくる
背伸びして次の季節を待っているあなたの朝が凍えぬように
藍色の孤独が満ちた夜なのに影絵の中に探してしまう
ふたご座に火星がいるよ今夜こそ真っ直ぐな詩を書いてみたいよ
感傷を残さぬように夜は去る凍えた道を踏むこともなく
深酒のカラダを目覚めさせようと電話は鳴るし雪も降り出す
どこまでも今日を追いかけたくなって口癖さえも染められてゆく
春なのか
解けない夢を見てるのか
儚い空は汚れてないか
不確かな夜を掻き分け迷い込むぼくを導く誘惑もなく
地獄にもドレスコードがあるらしい賞味期限の過ぎた逆上
一月の雪が今更降ってくるそれが恋とは気づかないまま
刻まれた日々を辿っているうちに残り時間は減ってゆきます