2024年11月2日土曜日

短歌  2024年1月

氷点下十二度の朝もう全て記憶になれ!と呟いてみる




流氷を待ってる訳じゃないけれど迷わぬように隙間埋めたい




地吹雪に記憶が吹き溜まってゆく
ぼくは一歩も動けないんだ




一月が終わってしまう夜明け前
雪は素直に降るというのに