2024年11月2日土曜日

ベイスターズ短歌  2024年6月

復活の狼煙をあげる牧秀悟我ら自慢のキャプテンなんだ
(2024年6月1日)


横浜のガッツマンこと桑原がきつねダンスで名を馳せるとは
(2024年6月2日)


傷口がひろがりそうな物語坂本裕哉が書き換えました
(2024年6月4日)


戸柱が水柱立てるサヨナラをまた見たいんだ。青き夏の夜
(2024年6月6日)


新しい希望となるかジョフレック・ディアスの旅は今日始まった
(2024年6月8日)


出口なき鬱憤の濃さ少しだけ薄めてくれるAyaka,Shizuku,Aki
(2024年6月8日)


痛みなどまるでなかったかのように中川虎大でつなぐ日常
(2024年6月8日)


諦めを知らぬタイラー・オースティンまだ誰ひとり諦めてない
(2024年6月8日)


憧れの地に立つ石田裕太郎雲を切り裂く祝砲二発
(2024年6月9日)


あの夏のマシンガンにも劣らない火力がついに暴れ出す夜
(2024年6月12日)


春風に隠されていた度会の魔法が更に加速する夏
(2024年6月13日)


良い音が響き始めた佐野恵太あとはド派手に打ち鳴らすだけ
(2024年6月14日)


針の穴通すみたいに本塁を我がものににする森敬斗の手
(2024年6月15日)


日曜は勝てないという観念をポジゆは二度も嘘と暴いた
(2024年6月16日)


でこぼこな道を歩んだ先にある勝又温史が花開く夏
(2024年6月22日)


決めるべきところで決めるオースティン嵐を起こせ五年目の夏
(2024年6月22日)


数日の鬱憤を解き放つのは村川凪が風になるとき
(2024年6月23日)


逆襲の時は熟したこの夏は西巻賢二が疾風となる
(2024年6月25日)


あの春の悔しい夜を打ち消して次こそやり返せ知野直人
(2024年6月25日)


結末は風のおかげと嘯いて歓喜産み出す宮﨑敏郎
(2024年6月27日)


夏が来た。ほかに理由が必要か?加速しだした桑原将志
(2024年6月27日)


バンテリンドームを司る神も京田陽太にだけは微笑む
(2024年6月28日)


進化とは陳腐なスローガンでなく牧秀悟という青い芸術
(2024年6月29日)



 なかなか良いアイデアが浮かばず、ファームに目を向けたりハマスタバトルにネタを求めたりしていました。