2024年11月2日土曜日

二の字  2024年1月

初夢は雪の幻想に翻弄されて
ぼくは寂しかったのだろうか
(2024年1月2日)



ただ存在しているだけでいい
冷え切った朝に愛をみつける
(2024年1月8日)



寒さが緩むようなぼくの油断が
きみを深く傷つけてしまったんだ
(2024年1月12日)



きみが送ってくれたことばですら
どこまでも白く汚されるのだろう
(2024年1月25日)



染まり始めたきみの空は
ぼくには眩しすぎたんだ
(2024年1月29日)